
華飛では様々なお客様の映像を撮影編集しています。その中でもどんな動画を制作するか、という企画の部分からお客様と共に考えることを大事にしています。
「採用や営業で使える会社紹介映像を作りたい」「企業PR動画の企画をどう立てればいい?」そんな方に向けて、ドローン映像を活かした効果的な映像制作のポイントをまとめました。
本記事では、ドローンを活用した企業PR映像制作の基本から、構成・撮影・編集のポイントまでを解説します。会社の“理念”や“人の想い”を映像で表現し、見る人に伝わるブランディングを実現するための実用ガイドです。
参考にしていただければ嬉しいです。
目次はこちら
- 企業PR動画とは ― ブランドムービーとの違い
- 会社紹介映像を制作する目的と効果
- ドローン映像が加わることで生まれる3つの価値
- ストーリー構成の基本 ― 「理念」から始まる映像づくり
- 撮影構成の考え方 ― 地上+空撮+人の動き
- インタビュー撮影で信頼感を生むコツ
- 音楽・ナレーション・テロップの役割
- 制作した映像のSNS・Web・展示会での活用
- 動画制作費の目安とスケジュール感
- 成功する企業PR動画の共通点
企業PR動画とは ― ブランドムービーとの違い

企業PR動画とは、自社の事業内容や理念を“映像で伝える”広報手段です。会社紹介映像が「情報を説明する」動画なのに対し、ブランドムービーは「共感を生む」動画。つまり、前者が“何をしているか”を伝えるのに対し、後者は“なぜそれをしているか”を伝えるものです。
まずは誰に対してどのようなこと内容を伝えたいのか、どう思って欲しいのかという部分を考えていくことが大切です。
会社紹介映像を制作する目的と効果

どんな紹介映像を制作するか、目的を明確にすることで映像の構成と印象が変わります。
例えば、「採用活動で“働く雰囲気”を見せたい」「取引先に“信頼”を与えたい」「創業○周年記念で“理念”を残したい」といった目的ごとに、メッセージと動画の長さを検討して設計することが重要です。
そして、効果的なPR動画は、社内外のコミュニケーション資産にもなります。
ドローン映像が加わることで生まれる価値

印象に残る良い映像には必ずストーリーがあります。例えば、最初に「会社が大切にしている想い」から構成を作成していき、次に「日々の仕事風景」や「お客様との関係性」を重ねるという流れを作っていくことで、理念が自然に伝わる“物語型の映像”になります。そこに効果的にドローン映像を使うことで視点が変わり、より魅力的な映像になっていきます。
撮影構成の考え方 ― 地上+空撮+人の動き

映像全体のリズムを生むのは、地上撮影・ドローン空撮・人の動きの3要素を考えること。例えば、地上撮影だけの構成では立体感を作ることが難しかったり、人の動きがないと映像が少し単調になってしまうことも考えられます。カットごとに「視点を変える」「スピード感を出す」ことで飽きない映像になります。
特にドローンカットは、最初やラストに入れると印象的な仕上がりになります。
インタビュー撮影で信頼感を生むコツ

そして企業の採用映像などではインタビュー撮影も大事な要素になります。代表者や社員のインタビューでは、セリフよりも話す姿勢や表情から信頼が伝わることも多いです。インタビューの内容は「理念」「やりがい」「社内の雰囲気」など、会社の温度感が伝わるテーマを設定していくことで、自分に合うのか、働くイメージが持てるかが伝わります。ナチュラルなカメラアングルと光の演出で、“素の魅力”を引き出すのもいいと思います。
音楽・ナレーション・テロップの役割

目から入る印象と同時に耳から入る音もとても大切な要素です。音や文字は映像の“感情の導線”です。
柔らかいBGMで温かみを出したり、力強いナレーションで理念を際立たせたり。目的に合わせてトーンを選ぶことで、映像全体の印象をコントロールできます。ストーリーに合わせ音楽の雰囲気を変えていくとより一層引き込まれる映像になっていきます。
制作した映像はSNS・Web・展示会でも活用

せっかく作成する映像なので、色々な場面で使用できることを考えておきたいところです。
制作した映像は「1本で終わり」にせず、再利用が鍵。
「Webサイトのメインビジュアル」「展示会でのループ上映」「SNS投稿用に15秒・30秒に分割」「就職説明会で上映」など、発信チャネルに合わせた短尺編集で、露出と認知を最大化できます。
そのためにも最初の時点で最大活用できるように考えて、制作を依頼しておくのが良いです。
動画制作費の目安とスケジュール感

あくまでも目安の金額ですが、シンプルな会社紹介映像が、15〜30万円前後、企画構成から作成するがムービー50万〜100万円前後ぐらいで作成が可能です。撮影日数は、1~2日、編集内容にもよりますが納品までは3週間くらい見ておくと良いです。
華飛では、企画のご相談から、地上撮影、屋外ドローン撮影・屋内ドローン撮影・編集と一貫して対応が可能です。お客様に合わせて最適なプランをご提案しています。
成功する企業PR動画の共通点

この辺りのポイントを意識して作成できると、見る人に響く映像になっていきます。
- 誰向けの何かを明確に感じられる内容
- 導入に目を引くポイントが入っている
- ストーリー構成が整理されている
- 映像のテンポと音楽が心地よく感じられる
- 経営者や働く人たちの想いが自然に見える
会社紹介映像は、もはや単なる紹介ツールではありません。理念や文化を“感じさせる”ことができる最強のブランディング手段です。ドローン映像の力を加えることで、あなたの会社の世界観をより立体的に伝えることができます。
まずは「何を伝えたいか」から一緒に整理していきましょう。
もちろんドローンを使用しない映像もご相談に乗ります。
よくある質問(Q&A)
Q1. 会社紹介動画とブランドムービーの違いは何ですか?
A.
会社紹介動画は「何をしている会社か」を伝える目的が中心です。一方、ブランドムービーは“なぜその事業を行うのか”という理念を伝える動画です。採用・営業・広報のすべてに使える「共感を生む映像」として制作されます。
Q2. ドローン撮影を入れると、どんな効果がありますか?
A.
ドローン映像を入れることで、会社全体のスケール感やチームの一体感が一目で伝わります。また、施設や事業所の外観、自然や街並みなどを立体的に見せることができ、飽きにくい印象的な映像になります。
Q3. 撮影はどのくらいの期間でできますか?
A.
通常は、企画〜納品まで約1ヶ月ほどを目安としています。ロケーション撮影やドローン飛行許可が必要な場合は、事前調整を含めて2か月前後を見込むと安心です。スケジュールやご予算に合わせた柔軟な対応も可能です。
Q4. どんな企業がブランドムービーを作っていますか?
A.
最近は、製造業・IT企業・観光業など、全国の企業様のご依頼があります。特に「採用動画で会社の雰囲気を伝えたい」「創業○周年を記念した映像を作りたい」といったご相談が多く、各地の企業ブランディングツールとしても注目されています。
Q5. 社員インタビューやナレーションもお願いできますか?
A.
はい、構成・インタビュー設計・ナレーション原稿作成まで一貫対応しています。ドローン撮影だけでなく、社内の雰囲気や理念を伝えるためのセリフ・構成までサポートします。
Q6. 動画の使用範囲はどんな場面に向いていますか?
A.
制作した映像は、企業サイト・採用ページへの掲載、展示会・セミナーでの上映、SNS広告・YouTubeチャンネルでの発信など、多目的に活用できます。短尺のカット編集も追加可能です。
Q7. ドローン撮影は安全ですか?
A.
弊社では国家資格保有者(無人航空機操縦者技能証明)のパイロットがいます。また国家資格教材書籍の監修も行なっているため、十分な知識を保有しております。また、飛行に関する、申請・安全管理・リスク対策を徹底しています。屋内外を問わず、安全基準に基づいた運用を行いますので安心してご依頼いただけます。
Q8. 予算の目安を教えてください。
A.
構成内容によりますが、シンプルな企業紹介映像:15〜30万円前後、ブランドムービー企画型:50〜100万円前後が目安です。ご希望の尺や撮影内容に合わせて、最適なプランをご提案いたします。
Q9. まずは相談だけでも可能ですか?
A.
もちろん可能です。「映像でどんなことができるか知りたい」「企画段階から相談したい」といったお話からでも歓迎です。オンライン・関東でしたら現地でも打ち合わせ対応いたします。
Q10. 制作事例を見ることはできますか?
A.
はい、公式サイトにて企業PR映像・観光映像・番組協力などの実績を公開しています。映像実績紹介はこちら企業関連の映像はyoutube公開していないものもありますのでお問い合わせください。
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