ドローン国家資格「二等無人航空機操縦士」の学科試験では、航空法や飛行ルール、安全管理に関する問題が数多く出題されます。
この記事では、実際の試験対策として活用できる練習問題をテーマ別にまとめました。
章ごとに問題をピックアップし、初心者にもわかりやすく解説しています。
これから国家資格取得を目指す方は、ぜひ繰り返し学習に活用してみてください。
二等無人航空機操縦士学科試験 練習問題
今回の練習問題では、教則1章〜4章の内容からランダムに出題しています。
本番を意識しながら、航空法や安全管理、無人航空機の仕組みについて幅広く確認できる内容になっています。
その中でも、特に試験で重要となる以下の章の問題を掲載しています。
3. 無人航空機に関する規則
4. 無人航空機のシステム
問題は実際の学科試験を意識した内容になっており、各問題ごとに解説も用意しています。
解説はクリックすると表示されるので、確認してみてください。
練習問題1|航空法の対象となる重量
問題
航空法が適用となる無人航空機のグラム数として正しいものを選びなさい。
A:100g以上
B:200g未満
C:100g未満
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練習問題2|無人航空機に含まれないもの
問題
次の選択肢の中で無人航空機に含まれないものを選びなさい。
A:ラジコン機
B:航空機
C:農薬散布無人ヘリコプター
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練習問題3|空港周辺空域の飛行
問題
無人航空機は空港周辺の空域の飛行は原則禁止されていますが、飛行を行う場合に確認する機関を選びなさい。
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練習問題4|人口集中地区(DID地区)
問題
人口集中地区の説明として正しいものを選びなさい。
A:国勢調査の結果を受け、2年に一度設定される。
B:DDI(District of Densely Inhabited)として記載される。
C:国勢調査の結果を受け、5年に一度設定される。
回答を見る(練習問題4)
練習問題5|150m以上の空域
問題
地表又は水面から150m以上の空域であっても、物件から「A」m以内の空域については、飛行禁止空域から除外される。Aに入る数字を選びなさい。
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練習問題6|ドローンの飛行許可なしで飛行できる場所
問題
飛行許可・承認を得ていない状態でも飛行が可能な場所を選択肢から選びなさい。なお、二等操縦者技能証明以上を保持していないこととする。
A:人口集中地区の自宅の庭
B:密閉された室内
C:第三者の物件が30m以内にある場所
回答を見る(練習問題6)
練習問題7|緊急用務空域
問題
無人航空機の飛行の禁止空域として、「消防、救助、警察業務その他の緊急用務を行うための航空機の飛行の安全を確保する必要がある空域」は、災害時などの飛行前には必ず確認する必要がある。確認する場所として正しいものを選択肢から選びなさい。
A:警視庁ホームページ
B:消防庁ホームページ
C:国土交通省ホームページ
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練習問題8|催し場所上空の飛行
問題
催し場所上空での飛行を行う際の飛行許可の申請について、最も適切な内容を選びなさい。
A:催し場所上空とは、「多数の者の集合する催し」と定義され、
特定の場所や日時に開催される多数の者が集まるものの上空であり、飛行は原則禁止されている。
B:催し場所上空とは、「多数の者の集合する催し」と定義され、
特定の場所や日時に開催される多数の者が集まるものの上空であり、信号待ちや混雑が予想される場所もそれに含まれる。
C:催し場所上空においては、
無人航空機が落下することにより地上等の人に危害を及ぼすことを防止するという趣旨に照らし、申請時にはリスクアセスメント評価に準じた10平方メートルあたりの規定人数を記載する必要がある。
回答を見る(練習問題8)
練習問題9|航空法の改正内容
問題
2022年6月20日に改正された航空法について、最も適切でない説明を選びなさい。
A:リモートIDからドローンの機体情報の確認が可能になる。
B:全ての無人航空機や模型航空機は国の登録を受けたものでなければ航空の用に供することができない。
C:機体認証制度・操縦ライセンス・運行管理のルール・所有者の把握を目的とする。
回答を見る(練習問題9)
練習問題10|電波法の理解
問題
電波法についての説明の内、誤りを選びなさい。
A:無人航空機においては、その操縦や画像伝送のために電波を発射する無線設備が利用されている。これらの無線設備を日本国内で使用する場合には、電波法令に基づき、国内の技術基準に合致した無線設備を使用する必要がある。
B:無線設備を日本国内で使用する場合には、国内の技術基準に合致した無線設備を使用し、一部の例外を除いて、総務大臣の免許や登録を受け、無線局を開設する必要がある。
C:技適マーク(技術基準適合証明マーク)の有無は関係なく飛ばせるドローンがある。
回答を見る(練習問題10)
練習問題11|ドローン飛行時の安全確認
問題
ドローンの飛行時について、最も適切ではない説明を選びなさい。
A:多少の雨では飛行は中止ぜす、安全運転を心掛けて、注意して飛行を行う。
B:現場で風速計測は地表から1.5m(目線)で計測し、風速5m/s以上に場合は飛行中止する。
C:携帯基地局、電波塔など電磁干渉を及ぼすものの周辺は注意して飛行を行う。
回答を見る(練習問題11)
練習問題12|模型航空機のルール
問題
100g未満のドローン模型航空機について、誤りを選びなさい。なお、飛行は緊急用務空域ではないものとする。
A:小型無人機等飛行禁止法により、重要施設上空の飛行に関しては規制されている。
B:地表や水面から150m以上の高さの空域での飛行が可能。
C:2022年航空法改正により100g以上のドローンは航空法規制対象になる。
回答を見る(練習問題12)
練習問題13|小型無人機等飛行禁止法
問題
小型無人機等飛行禁止法(重要施設の周辺地域の上空における小型無人機等の飛行の禁止に関する法律(平成二十八年三月十八日法律第九号))について、誤っているものを選びなさい。
A:所管は警察庁警備局である。
B:国の重要施設(国会議事堂等)の周囲おおむね300mの周辺地域はイエローゾーンと呼ぶ。
C:法内で定められる刑罰によると、国の重要施設(国会議事堂等)指定敷地等の上空で小型無人機等の飛行を行った者、警察官の命令に違反した者は、「1年以下の懲役又は100万円以下の罰金」となる可能性がある。
回答を見る(練習問題13)
練習問題14|ドローンの目視外飛行
問題
目視外飛行を行うために必要な装備について、最も正しいものを選びなさい。
A:搭載カメラや機体の高度、速度、位置を地上で監視できる操縦装置
B:航空機からの視認性を高める灯火、塗色
C:第三者に危害を加えないことを、国土交通省が証明した機能
回答を見る(練習問題14)
二等無人航空機操縦士学科試験 練習問題の回答・解説はこちら
みなさん、挑戦してみてどうでしたか?
二等無人航空機操縦士の学科試験では、暗記だけでなくルールを正しく理解することが重要です。ここからは各問題の解説を確認して理解を深めていきましょう。
回答:練習問題1|航空法の対象となる重量
正解
A:100g以上
解説
2022年6月20日以降、100g以上のドローンは航空法の規制対象となっています。なお、この重量には機体本体の重量だけでなく、バッテリーの重量も含まれるため注意しましょう。
回答:練習問題2|航空法の対象となる重量
正解
B:航空機
解説
人が搭乗可能な構造を持つものは「航空機」に分類され、無人航空機には該当しません。国家試験では、航空機と無人航空機の違いがよく出題されます。
回答:練習問題3|航空法の対象となる重量
正解
A:航空交通管制機関
解説
空港周辺空域では、航空機との接触リスクが高いため、航空交通管制機関への確認が必要になります。
回答:練習問題4|人口集中地区(DID地区)
正解
C:国勢調査の結果を受け、5年に一度設定される
解説
人口集中地区とは、国勢調査の結果を受け設定されています。国勢調査は、5年に一度行われます。
回答:練習問題5|150m以上の空域
正解
B:30m
解説
150m以上の飛行には原則許可が必要ですが、建物などの物件から30m以内の範囲は除外規定があります。
回答:練習問題6|ドローンの飛行許可なしで飛行できる場所
正解
B:密閉された室内
解説
飛行許可・承認を得ている、または二等操縦者技能証明以上を保持していないと飛行できない
規制対象となる飛行の空域を覚えておきましょう。
a.規制対象となる飛行の空域
<航空機の航行の安全に影響を及ぼすおそれのある空域>
(A)空港等の周辺の上空の空域
(B)消防、救助、警察業務その他の緊急用務を行うための航空機の飛行の安全を確保する必要がある空域
(C)地表又は水面から150メートル以上の高さの空域
<人又は家屋の密集している地域の上空>
(D)国勢調査の結果を受け設定されている人口集中地区の上空
回答:練習問題7|緊急用務空域
正解
C:国土交通省ホームページ
解説
教則内に「災害等の規模に応じ、緊急用務を行う航空機の飛行が想定される場合には、国土交通省がその都度「緊急用務空域」を指定し、国土交通省のホームページ・Xにて公示する。」とあります。
回答:練習問題8|催し場所上空の飛行
正解
A:催し場所上空とは、「多数の者の集合する催し」と定義され、特定の場所や日時に開催される多数の者が集まるものの上空であり、飛行は原則禁止されている。
解説
無人航空機の操縦者は、多数の者の集合する催しが行われている場所の上空における飛行が原則禁止されています。「多数の者の集合する催し」とは、特定の場所や日時に開催される多数の者が集まるものを指します。その該当の有無については、催し場所上空において無人航空機が落下することにより地上等の人に危害を及ぼすことを防止するという趣旨に照らし、集合する者の人数や規模だけでなく、特定の場所や日時に開催されるかどうかによって総合的に判断されます。該当する例は、祭礼、縁日、展示会のほか、プロスポーツの試合、スポーツ大会、運動会、屋外で開催されるコンサート、町内会の盆踊り大会、デモ(示威行為)等です。また、該当しない例は、自然発生的なもの(信号待ちや混雑により生じる人混み等)です。
回答:練習問題9|航空法の改正内容
正解
B:全ての無人航空機や模型航空機は国の登録を受けたものでなければ航空の用に供することができない。
解説
無人航空機登録制度の概要全ての無人航空機(重量が100グラム未満の模型航空機は除く。)は、国の登録を受けたものでなければ、原則として航空の用に供することができない。登録の有効期間は3年である。登録記号を表示し、一部の例外を除きリモートID機能を備えなければならない。このように模型航空機は原則から除外されています。
回答:練習問題10|電波法の理解
正解
C:技適マーク(技術基準適合証明マーク)の有無は関係なく飛ばせるドローンがある。
解説
小電力の無線局は、無線局免許や無線従事者資格が不要ですが、技術基準適合証明等(技術基準適合証明又は工事設計認証)を受けた適合表示無線設備でなければなりません。
回答:練習問題11|ドローン飛行時の安全確認
正解
A:多少の雨では飛行は中止ぜす、安全運転を心掛けて、注意して飛行を行う。
解説
ドローンを飛行させる場合は、天候の確認が重要になります。安全のため気象条件を考慮した判断をする場合、降雨時、降雪時、霧の発生時や雷鳴が聞こえる時は飛行の延期や中止が望ましい。
回答:練習問題12|模型航空機のルール
正解
B:地表や水面から150m以上の高さの空域での飛行が可能。
解説
模型航空機に対する規制重量100グラム未満の模型航空機についても、航空機の飛行に影響を及ぼすおそれのある行為は航空法により規制されています。
1. 航空交通管制圏、航空交通情報圏、航空交通管制区内の特別管制空域等における模型航空機の飛行は禁止されています。また、国土交通省が災害等の発生時に後述の緊急用務空域を設定した場合には、当該空域における飛行も禁止されます。
2. 1.の空域以外のうち、空港等の周辺、航空路内の空域(高度150メートル以上)、高度250メートル以上の空域において、模型航空機を飛行させる場合には、国土交通省への事前の届出が必要となります。
練習問題13|小型無人機等飛行禁止法
正解
C:法内で定められる刑罰によると、国の重要施設(国会議事堂等)指定敷地等の上空で小型無人機等の飛行を行った者、警察官の命令に違反した者は、「1年以下の懲役又は100万円以下の罰金」となる可能性がある。
解説
小型無人機等飛行禁止法は、重要施設の周辺地域の上空における小型無人機等の飛行を禁止する法律です。この法律は、国の重要な施設(例:国会議事堂、内閣総理大臣官邸、最高裁判所、皇居など)の周辺において、小型無人機の飛行が安全上のリスクをもたらすことを防ぐために制定されました。この法律に基づき、重要施設の敷地やその周辺地域の上空で小型無人機等の飛行を行った場合、または警察官の命令に違反した場合には、罰則が科されることがあります。具体的には、1年以下の懲役または50万円以下の罰金が科される可能性があります。
練習問題14|ドローンの目視外飛行
正解
B:航空機からの視認性を高める灯火、塗色
解説
目視外飛行を行う場合、他の航空機や関係者からの視認性を確保することが重要です。特に、航空機から無人機を確認できるようにするためには、灯火や塗色などの視認性を高める装備が必要です。これにより、飛行中の安全性が確保されます。
二等無人航空機操縦士 学科試験対策のポイント
二等無人航空機操縦士試験では、単純な暗記だけでなく「なぜそのルールがあるのか」を理解することが重要です。
問題演習を繰り返すことで、実際のCBT試験でもスムーズに回答できるようになります。
ドローン国家資格(無人航空機操縦士)合格を目指すなら
一等・二等無人航空機操縦士の学科試験では、航空法や飛行ルール、安全運航管理など幅広い知識が求められます。特にCBT試験では、問題文の言い回しや法律用語に慣れておくことが重要です。
今回ご紹介したような練習問題を繰り返し解くことで、本番でも落ち着いて回答できるようになります。 また、独学で勉強を進める場合は、図解やイラスト付きで理解しやすい教材を選ぶことも非常に大切です。
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