今回の練習問題では、教則1章〜6章の内容からランダムに出題しています。
本番を意識しながら、航空法や安全管理、無人航空機の仕組み、そして運航体制やリスク管理について幅広く確認できる内容になっています。

その中でも、特に試験で重要となる以下の章の問題を掲載しています。

5.無人航空機の操縦者及び運航体制
6.運航上のリスク管理

問題は実際の学科試験を意識した内容になっており、操縦者の役割や安全確認、緊急時対応、リスクアセスメントなど、実務に直結する知識を確認できる構成になっています。

各問題にはわかりやすい解説も用意しています。
解説はクリックすると表示されるので、理解を深めながら学習を進めてみてください。

これから国家資格取得を目指す方は、ぜひ繰り返し学習に活用してみてください。

練習問題1|操縦者の役割

問題

自動操縦の操縦者の対応として誤っているものを選びなさい。
A:操縦者は、アラートが発生した時以外は送信機を必ずしも持っている必要はない。
B:自動操縦時に、指定した航路を外れたため手動操縦に切り替えた。
C:緊急時に備え、送信機を常に操縦者が持ち、対応に備えた。

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練習問題2|補助者の役割

問題

安全に無人航空機を飛行させるための補助者の役割として最も誤っているものを選びなさい。
A:第三者が飛行エリアに立ち入らないように管理を行なった。
B:操縦者の補助として、機体の動きと操縦に注意を払った。
C:離陸時に周囲の安全を確認し、問題がないことを操縦者に伝えた。

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練習問題3|フェールセーフ

問題

機体のフェールセーフ機能の設定として最も正しいものを選びなさい。
A:飛行が難しいほどバッテリー残量が低下した場合は、危ないので一時的にホバリングをしてから離陸地点にもどり、着陸をするように設定した。
B:電波が遮断された時は、あらかじめ設定した自動飛行モードにより、着陸予定地点まで自動飛行するように設定できる。
C:自動帰還モードは、周囲の障害物の高さを確認してから設定を行った。

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練習問題4|GNSS障害時の対応

問題

GNSSの受信ができず機体が不安定になった場合にホバリングを継続させる操作として正しいものを選びなさい。
A:ラダー操作及びスロットル操作により水平位置を安定させホバリング飛行を維持させる。
B:ラダー操作及びエルロン操作により水平位置を安定させホバリング飛行を維持させる。
C:エレベーター操作及びエルロン操作により、水平位置を安定させホバリング飛行を維持させる。

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練習問題5|ドローン飛行と気象リスク

問題

積乱雲や積雲内に発生する強烈な下降流が地表にぶつかり、水平方向にドーナツ状に渦を巻きながら四方に広がってゆく状態は何というか次の中から選びなさい。
A:ビル風
B:海陸風
C:ダウンバースト

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練習問題6|補助者との連携

問題

特定飛行において、補助者が飛行準備や飛行経路の安全管理、第三者の立ち入り管理などを行っているものとする。その際の補助者の役割として、確認している内容として最も不適切なものを選びなさい。
A:操縦士が飛行させている無人航空機のカメラの映像
B:飛行空域及びその周囲の気象の変化​
C:補飛行空域及びその周囲の状況

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練習問題7|CRM

問題

CRMの説明として不適切な選択肢を選びなさい。
A:CRMを効果的に機能させるための能力は、状況認識、意思決定、ワークロード管理、チームの体制構築、コミュニケーションといったテクニカルスキルである。
B:CRMを実現するために「TEM(Threat and Error Management)」​ という手法が取り入れられている。
C:補助者や関係者との相互監視・確認、機体や送信機の警報、飛行空域周辺状況に関する最新情報の入手など、全ての利用可能なリソースを活用し、エラーにつながりかねないスレットの発生状況を早期に把握・管理し、万一エラーが発生しても事故等に至らないように適切に対処しようとする手法。

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練習問題8|ドローン飛行時の安全確保の考え方

問題

飛行申請に係る安全確保についての説明の内、最も適切でないものを選択肢から選びなさい。
A:飛行経路を考慮し、周辺 及び 上方に障害物がない水平な場所を離着陸場所と設定した上で、緊急時などに一時的な着陸が可能なスペースを、前もって確認・確保しておく。
B:飛行領域に危険半径(高度と同じ数値 又 は 30 mの いずれか 短い方)を加えた範囲を 、立入管理措置を講じて 無人地帯 とした後、飛行する。
C:特定飛行の際、原本特定飛行の際には、許可書又は承認書の原本又は写し、飛行日誌を携帯することが望ましい。

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練習問題9|ヒューマンエラーの対策

問題

ヒューマンエラーを防ぐためにCRMが効果的であるが、それを実現させる有効な手法として正しいものを選びなさい。
A:VPS
B:TEM
C:IMU

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練習問題10|高気圧の特徴

問題

高気圧の説明として間違っているものを選びなさい。
A:北半球では反時計回りに等圧線と約 30 度の角度で中心から外へ向かって風を吹き出している。
B:高気圧の中心部では下降気流が発生し一般的に天気はよい。
C:周囲よりも相対的に気圧が高いところを高圧部といい、その中で閉じた等圧線で囲まれたところを高気圧という。

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練習問題11|補助者を配置しない場合の目視外飛行の装備

問題

補助者を配置しない場合の目視外飛行のために必要な装備として正しいものを選びなさい。
A:計画上の飛行経路と飛行中の機体の位置の差を把握​できる。
B:日中の飛行のため、航空機からの視認をできる限り容易にするための灯火は必要ない。
C:飛行前に確認を行ったため、機体の針路、姿勢、高度、速度及び周辺の気象状況等​を飛行中に確認する必要はない。

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練習問題12|夜間飛行の運航

問題

夜間飛行の運航について正しいものを選びなさい。
A:夜間は暗くなり機体が見えにくくなるため、機体に装備されたカメラで周囲の状況を確認する。
B:操縦者は事前に第三者の立入りの無い安全な場所で、訓練を実施する必要がある。
C:機体灯火を装備しているため、視認可能範囲であれば、飛行範囲を設定する必要はない。

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練習問題13|運航時の点検及び確認事項

問題

安全に運航するためには、点検プロセスを定め、そのプロセスごとに点検項目を設定する必要がありますが、点検をするタイミングとして最も不適切な内容を選びなさい。
A:点検プロセスは、機体の特性や運航状態に関わらず、国土交通省の定めた点検プロセスに確実に従わなければならない
B:飛行前に、燃料の搭載量、または、バッテリーの充電量を確認する
C:飛行後は無人航空機の各部品がなくなっていないか、ゆがみがないか、異常な発熱がないかなどを確認する

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練習問題14|飛行計画

問題

飛行計画では、無人航空機の飛行経路・飛行範囲を決定し、無人航空機を運航するにあたって必要な内容はどれか選びなさい。
A:計画時に確認したため、当日緊急用務空域に当たらないか確認する必要はない。
B:飛行計画において撮影を行うことが目的の場合、最優先事項は撮影対象である。
C:自治体など各関係者・権利者への周知や承諾が必要となる場合がある。

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二等無人航空機操縦士学科試験 練習問題の回答・解説はこちら

みなさん、挑戦してみてどうでしたか?
二等無人航空機操縦士の学科試験では、暗記だけでなくルールを正しく理解することが重要です。ここからは各問題の解説を確認して理解を深めていきましょう。

回答:練習問題1|操縦者の役割

正解

A:操縦者は、アラートが発生した時以外は送信機を必ずしも持っている必要はない。

解説

自動操縦と手動操縦の切り替えにおける操作上の注意と対応
自動操縦中には、手動操作に切り替える場合があります
・作業指示による手動操作への切り替え
・何らかの原因で不安定な飛行と判断した場合
手動操縦に切り替えた後は、急な航行速度の低下や失速に備えた操作準備や、障害物への接近を避けるための機体方向の確認、ホバリングしての機体の安定性や周囲の安全の確認などが必要となります。
このような対応が必要になる可能性があるため、送信機を必ず持っておく必要があります。

回答:練習問題2|補助者の役割

正解

B:操縦者の補助として、機体の動きと操縦に注意を払った。

解説

補助者の役割は、周囲の安全確保や飛行エリアの管理が中心であり、操縦そのものに関与することはありません。
「機体の動きと操縦に注意を払う」というのは操縦者の役割であり、補助者の役割とは異なります

回答:練習問題3|フェールセーフ

正解

C:自動帰還モードは、周囲の障害物の高さを確認してから設定を行った。

解説

フェールセーフ機能は、緊急時に機体が安全に動作するための設定です。自動帰還モードを設定する際には、周囲の障害物の高さを確認することが安全な飛行において重要です。
また、電波が途絶えた場合は、離陸地点に戻る自動帰還モードが一般的であり、バッテリーが低下した際には速やかに自動着陸を行うことが推奨されます。

回答:練習問題4|GNSS障害時の対応

正解

C:エレベーター操作及びエルロン操作により水平位置を安定させホバリング飛行を維持させる。

解説

GNSS(全地球測位システム)の受信ができずに機体が不安定になった場合、エレベーター操作(前後移動)とエルロン操作(左右移動)を用いて水平位置を安定させ、ホバリング飛行を維持することが重要です。
・エレベーター:前後移動
・エルロン:左右移動
は覚えておきましょう。

回答:練習問題5|ドローン飛行と気象リスク

正解

C:ダウンバースト

解説

・海陸風
気温差があると、気圧差が生じて風が吹く。海陸風は海と陸との気温差によって生じる局地的な風で、日本では、日差しの強い夏の沿岸部で顕著に見られる。
地表付近において、日中は、暖まりやすい陸上に向かって風が吹き、夜間は、冷めにくい海上に向かって風が吹く。風が入れ替わるときには、ほぼ無風状態になり、「朝凪」「夕凪」と呼ばれる。

・ビル風
高層ビルや容積の大きい建物などが数多く近接している場所及び周辺に発生する風で、強さや建物周辺に流れる風の特徴により分類される(剥離流、吹き降ろし、逆流、谷間風、街路風などがある)。
ビル風は周辺の風より風速が速く継続して吹いていて、その建物群の配置や構成によって吹く風の種類が異なる。

・ダウンバースト
ダウンバーストとは、積乱雲や積雲内に発生する強烈な下降流が地表にぶつかり、水平方向にドーナツ状に渦を巻きながら四方に広がってゆく状態をいう。
その大きさは数百mから10kmにもおよぶ。その中でマイクロバーストと呼ばれるものは、直径が4km程度以下の下降流で、範囲は小さいが下降流はダウンバーストより強烈なものがある。
発生時間は数分から10分程度のものが多く、通常の観測網では探知されない局地的なものである。

回答:練習問題6|補助者との連携

正解

A:操縦士が飛行させている無人航空機のカメラの映像

解説

無人航空機を飛行させる操縦者は機体の動きや操縦に集中する必要があり、離着陸エリアを含めた飛行経路の管理を操縦と同時に行うことが困難であるため、飛行準備飛行経路の安全管理第三者の立ち入り管理などは補助者が主として行う必要があります。
補助者は、離着陸場所や飛行経路周辺の地上や空域の安全確認を行うほか、飛行前の事前確認で明らかになった障害物等の対処について手順に従い作業を行います。
操縦者とのコミュニケーションは予め決められた手段を用いて行い、危険予知の警告や緊急着陸地点への誘導、着陸後の機体回収や安全点検の補助も行います。

回答:練習問題7|CRM

正解

A:CRMを効果的に機能させるための能力は、状況認識、意思決定、ワークロード管理、チームの体制構築、コミュニケーションといったテクニカルスキルである。

解説

CRMの説明は下記となります。
CRMを効果的に機能させるための能力は、状況認識、意思決定、ワークロード管理、チームの体制構築、コミュニケーションといったノンテクニカルスキルであるが正しいです。
テクニカルスキルではなく、ノンテクニカルスキルが正しいです。

回答:練習問題8|安全確保の考え方

正解

B:飛行領域に危険半径(高度と同じ数値 又は 30mのいずれか 短い方)を加えた範囲を、立入管理措置を講じて無人地帯 とした後、飛行する。

解説

安全マージン飛行を行う際は、原則として飛行空域に安全マージンを加えた範囲で実施します。
■飛行経路を考慮し、周辺及び上方に障害物がない水平な場所を離着陸場所と設定する。
■緊急時などに一時的な着陸が可能なスペースを、前もって確認・確保しておく。
■飛行領域に危険半径(高度と同じ数値又は30mのいずれか長い方)を加えた範囲を、立入管理措置を講じて無人地帯とした後、 飛行する。

回答:練習問題9|ヒューマンエラーの対策

正解

B:TEM

解説

TEM(Threat and Error Management)とは、事故につながりやすい外的要因(Threat)と、ヒューマン エラーなどの内的要因(Error)への対策を講じ、航空機が望ましくない状態に陥ることを防止する行動のことです。

回答:練習問題10|高気圧の特徴

正解

A:北半球では反時計回りに等圧線と約30度の角度で中心から外へ向かって風を吹き出している。

解説

北半球では反時計回りに等圧線と約30度の角度で中心から外へ向かって風を吹き出している。とありますが、北半球では「反時回り」に、ではなく「時計回りに」が正しいです。

回答:練習問題11|補助者を配置しない場合の目視外飛行の装備

正解

A:計画上の飛行経路と飛行中の機体の位置の差を把握​できる。

解説

補助者を配置しない場合の目視外飛行では、無人航空機の操作において、地上から計画された飛行経路と実際の飛行中の機体の位置の差を正確に把握することが求められます。

回答:練習問題12|夜間飛行の運航

正解

B:操縦者は事前に第三者の立入りの無い安全な場所で、訓練を実施する必要がある。

解説

・夜間は暗くなり機体が見えにくくなるため、機体に装備されたカメラで周囲の状況を確認する。
⇒機体の向きを視認できる灯火が装備された機体、及び目視による確認を行います。
・操縦者は事前に第三者の立入りの無い安全な場所で、訓練を実施する必要がある。
⇒実施する必要があります。
・機体灯火を装備しているため、視認可能範囲であれば、飛行範囲を設定する必要はない。
⇒飛行範囲を明確にする必要があります。

回答:練習問題13|運航時の点検及び確認事項

正解

A:点検プロセスは、機体の特性や運航状態に関わらず、国土交通省の定めた点検プロセスに確実に従わなければならない

解説

国土交通省が出している教則では、「プロセスごとに行うべき点検項目の例」は挙げられていますが、その中には「運航する無人航空機の特性やその運航方法によって、必要な点検などを追加で行う必要がある」と記載されています。

回答:練習問題14|飛行計画

正解

C:自治体など各関係者・権利者への周知や承諾が必要となる場合がある。

解説

飛行計画策定時の確認事項について飛行計画では、無人航空機の飛行経路・飛行範囲を決定し、無人航空機を運航するにあたって、自治体など各関係者・権利者への周知や承諾が必要となる場合がある。とあります。

二等無人航空機操縦士 学科試験対策のポイント

二等無人航空機操縦士試験では、単純な暗記だけでなく「なぜそのルールがあるのか」を理解することが重要です。
問題演習を繰り返すことで、実際のCBT試験でもスムーズに回答できるようになります。

ドローン国家資格(無人航空機操縦士)合格を目指すなら

一等・二等無人航空機操縦士の学科試験では、航空法や飛行ルール、安全運航管理など幅広い知識が求められます。特にCBT試験では、問題文の言い回しや法律用語に慣れておくことが重要です。

今回ご紹介したような練習問題を繰り返し解くことで、本番でも落ち着いて回答できるようになります。 また、独学で勉強を進める場合は、図解やイラスト付きで理解しやすい教材を選ぶことも非常に大切です。

ドローン国家資格におすすめの参考書は?無人航空機操縦士試験対策本を紹介!

「ドローン操縦士試験合格の教科書:無人航空機操縦士学科試験(一等・二等)対応」をおすすめします。

本書は、ドローン国家資格試験に対応した内容をフルカラーでわかりやすく解説しています。
航空法や飛行ルール、許可承認制度など、初心者がつまずきやすいポイントも図解付きで理解しやすくまとめています。また、本書の編集には弊社代表取締役社長の千葉も携わっており、初心者目線でも学びやすい内容にしました。

「法律の文章が苦手…」
「独学だと覚えにくい…」
という方でも学習しやすい構成になっていますので、これから一等・二等無人航空機操縦士試験を受験する方におすすめです。

ドローン国家資格対策「ドローン操縦士試験合格」の教科書はどこで購入できる?

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