維和島のみんな
昨年から地域と関わる仕事を始めています。地域に訪れると、見えるものや感じることがたくさんあります。ドローン撮影で地域の人たちと話す機会が増えて、みなさんの生業や地域の魅力などのいろいな話を聞くようになりました。

地域のみなさんの話を聞く中で、わたしなりに感じたことがあります。まずは、訪れた地域の魅力を知り一度だけ観光で訪れる関わり方ではなく、度々訪れてくれる関係人口を増やすことが大事だということです。地域のみなさんと一緒に魅力を伝えることや、楽しみながら「また行きたい!関わりたい!」という人を増やすお手伝いができればいいなと思い活動しています。

先日、熊本県の維和島に行った際の魅力を伝えられたら嬉しいです。

「維和島」ってどんなところ?


今回は、ご縁があって訪れた熊本県上天草市にある維和島のご紹介をします。
維和島は、熊本空港からは車で約1時間半ほどの場所にあります。空港を出発してほぼまっすぐと南へ進んでいく道は、途中から海が一面に見える景色へ変わります。

その先には、いくつかの橋と大小様々な島が見えます。たくさんの島と大きく広がる海がとても印象的です。維和島の手前には東大維橋という380mほどの車がすれ違うにはギリギリの道幅が狭い橋がかかっていて、大きな車で通るのはちょっとヒヤヒヤしながら、渡りました。

橋から眺める最初の島の印象は、とにかく緑が多いことです。海沿いにはたくさんの小さな踏めがあり、漁業を生業にしている街の風景が広がります。

維和島は、天草四郎の母の出身地とも言われ、車エビの養殖で全国に知られる場所です。島の中心にある維和桜公園は桜が有名で、春にはたくさんの人が訪れる場所でもあります。さらにその公園を先に進むと、島が一望できる展望台があります。

展望台の上からは、島全体を中心から見る景色が広がっています。
島の中心からたくさんの緑の木々があり、その先には一面に海が広がって見えます。秋には一面の紅葉と海が見えてまた違った景色が楽しめそうです。

維和島の魅力を堪能!海の幸バーベキューで会話も弾む

庭でBBQ
夜は民泊もおこなっている場所の庭でバーベキューにご招待いただきました。島に住んでいる人や、熊本市内から訪れた人、県外から私たちも含めると、およそ20人くらいのたくさんの人が集まりました。

カラフルな貝
バーベキューというとお肉のイメージが強い気がしますが、維和島では魚が中心のバーベキューでした。その日に釣ったスズキはホイル焼きになり、同じ貝なのにカラフルな色があるヒオウギ貝という貝もたくさんありました。

バーベキュー以外にもお刺身や手作りの餃子があり、東京から一緒に来たメンバーがビリヤニを作ったり、色々な料理を食べながら会話を楽しみました。
現地で実際に鱧やスズキもさばいているところも見て、それを食べるという体験は、とても刺激的で贅沢な時間だなと思いました。

ランチをしながら上天草市役所の人たちと打ち合わせ

市役所
翌日のお昼は、上天草市の市役所の職員さんたちと昼食を食べながらミーティングを行いました。各地から来た人たちが自分の仕事を通じて、維和島で一緒にできることを考える時間となりました。

ランチ
全体で話たあとは、個別で課題を聞いたりしました。他の地域で行なっている取り組みの中で維和島でも応用できそうなことを話したり、個々の視点でも実現可能な内容も出てきました。

きっかけがあって広がっていくつながりを大事にしたい

メンバー写真
維和島に行ったきっかけは、上天草市の地域おこし協力隊の知人に出会ったことです。地域おこし協力隊の星野さんとは議論メシというコミュニティで知り合いました。星野さんから相談があって今回、議論メシのメンバーと一緒に維和島へ行きました。

地域できっかけがあって頑張る人をこれからも応援したいと考えています。
その人と知り合って、きっかけでつながっていくことがたくさんあります。
少しでも一緒に何かできれば嬉しいです。

景色と人の魅力については、別の記事でさらにご紹介させていただきますので、お楽しみに!

「議論メシ」とは

議論メシは、議論でつながるフラットなコミュニティ。自身のプロジェクト、事業、キャリアなどにまつわるジブンゴトの問いを差し出せば、メンバーが集まって一緒に議論して前に進めるヒントをくれる。そんなコミュニティです。

公式サイト
https://www.gironmeshi.net/

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