ドローンで空撮する方法と許可を取る方法を調べてみました!

こんにちは、小林です。
ドローンについていろいろと調べてきましたが、今回はドローンで空撮する方法と許可を取る方法について調べたことを書いていきたいと思います!

ドローンで撮影するにはどんな手続きがあるんだろう?
ドローン撮影禁止の場所は? どうやって撮影許可をもらえばいいの?
そんな疑問に答えていきたいと思います。

ドローン撮影NGな場所

基本的にドローンで撮影する場合、撮影許可が必要となるのですが、どんなところが撮影NGなのか調べてみました。

  • 人口密集地区
  • 空港周辺
  • 地上または水面から150m以上の上空
  • 夜間飛行(日没から夜明けまでの時間帯)
  • 目視できる範囲外の飛行
  • イベント会場上空

簡単にまとめると人がたくさん居る場所や飛行場の近く、ドローンが見えない距離と場所や夜は飛ばしちゃダメですよってことです。飛ばしたい場合に許可申請が必要になるところはこの辺りですね。

ドローン撮影の許可申請方法

夜に撮影したい!
目視外飛行させたい!
イベントの上空を飛行させたい!
そんな時は事前に撮影許可申請を行いましょう!
国土交通省にドローン撮影の許可を取る方法は直接持ち込みとオンラインの2パターンありますが、どちらも10日前までの期日となっているので決まったら早めに申請しておきましょう。
郵送や窓口に直接書類を持って行く方法は訂正があった場合手間がかかってしまいますので手軽なオンライン申請をオススメしますよ。

【オンラインによる許可申請 】

国土交通省のオンライン申請システム(DIPS)の申請の流れをざっと紹介します。

・DIPSでの申請の流れ

    1. DIPSで新規登録申請を行います
    2. 登録したメールを確認して本登録を行います
    3. ログインしたら無人航空機情報の登録・変更を選択します
    4. 機体情報を入力していき、登録を行います
    5. 次に操縦者情報の登録を行います
    6. ホームページ掲載団体技能認証のありなしを選びます
    7. 申請書の作成(新規)を選択します
    8. 質問に答えていきます(実績の欄でドローンは回転翼航空機となります)

最後まで質問に答えていくと終了です。
申請をすると、書類に不備があった場合メールで訂正依頼が来ます。
その場合は再度DIPSにログインして訂正指示通り修正していきましょう。
完了したら、マイページより許可証がダウンロードできるようになりますよ。

ドローンの申請は2種類ある!個別申請と包括申請

国土交通省に申請を行う際、個別申請と包括申請の2パターンから選ぶことができます。

  • 個別申請:日程と飛行経路を申請して1回の飛行ごとに許可を取る方法
  • 包括申請:飛行経路を指定せずまとめて許可を取る方法

個別申請より包括申請のほうが柔軟で便利かと思いますが、理由のない包括申請は許可が下りないこともあるので、飛行させる日程が決まっているのであれば個別申請を行う方が無難かと思います。

ドローン許可申請に必要な具体的な内容

ドローン撮影の許可を取るにはいくつかの書類作成が必要なことがあります。

  • ドローンを飛行の目的
  • 飛行させるドローンについての情報
  • ドローンの機体に関する資料
  • 基準となる飛行マニュアル
  • 場所を指定する場合は飛行経路や操縦者、補助者の位置が把握できる地図

この内容を用意して許可を取っていく流れになります。

ドローン撮影や飛行の目的を明確にする

ドローンを飛行させる目的とは、「いつ」「どこで」「何を目的として」ドローンを飛ばすのか、「安全が保証されているか」です。
申請書に記載するときは条件を明確に提示できるよう事前に詳細をまとめておきましょう。
さらに、国土交通省への飛行許可申請とは別に必要となるのが飛行予定地での許可です。
国土交通省の許可を得ているからといって、どこでも自由に飛ばせるわけではありません。

例えば観光地で空撮したい場合は、その土地所有者や役所の観光課、観光協会等への確認や許可が別途必要となります。
電話連絡で許可をもらえるところもあれば、先方が用意する書類に記入が必要な場合もありますので、飛ばしたい場所が決まったら直接問い合わせてみましょう。

飛行させるドローンの情報も必要

申請には、飛行させるドローンがどんな機体なのか、製造者や名称、重量、設計図などの情報が必要となります。
なお、ドローンの機体に関する情報は、国土交通省から指定された一部のドローンを使用する場合省略できます。
申請の際に、国土交通省のホームページで登録されているドローンか確認してみましょう。

飛行マニュアル

ドローン撮影時の安全を証明するものとして必要なのが飛行マニュアルです。
飛行マニュアルは航空局標準マニュアルを使う場合と自分で作成したマニュアルを使う場合の2パターンがあります。
個別申請用と包括申請用に標準マニュアルが公開されていますので、飛行条件が合えば利用することもできますよ。
マニュアルは基本的に標準マニュアルを使用することが多いので標準マニュアルの内容をよく読んで、どのような訓練が必要か、どのような場所で飛ばすことができないかなど理解しましょう。

飛行マニュアルに記載するのは以下の3つです。

  • ドローンの点検、整備について
  • 操縦者の訓練について
  • 安全な飛行を確保する体制について

慣れてきたら飛行条件にあわせて作ってみるのもいいかもしれません。

ドローン情報基盤システム(FISS)の登録

申請して許可が下りたらもうひとつやるべきことがあります。
ドローン情報基盤システムへの飛行情報の登録です。
これは、第三者が飛行状況を確認することができるシステムで、DIPSとアカウント共有できるため新しくアカウントを作る必要はありません。
飛行日程が決まったら忘れずに登録しておきましょう。

最後に

ドローンの空撮許可申請はちょっと調べてみただけでもかなり手間がかかることがわかりました。
自分で手続きをするにはちょっとハードルが高い……という人にはドローンの空撮イベントに参加してみるのもいいかもしれません。
空撮イベントは基本的に主催者側が手続きを行ってくれているので、難しい手間が一切ありませんよ。気軽に空撮を楽しみたい人に向けてオススメです!

ライオンズファシリティさんでは定期的に初心者から上級者までレベルに合わせた空撮プログラムを実施しているそうです。

ライオンズファシリティのホームページはこちら

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