【ドローン初心者向け】ドローンスクールを選ぶ時に必要なポイント6つ!

こんにちは!小林です。
みなさんはドローンスクールってご存じですか?そう、ドローンに関する操縦技術や法律を学べる学校のことです。ドローンを勉強するにあたってドローンスクールに通ってみるのも良さそうだな~と思ったのですが、Googleで検索してみると、ドローンスクールの検索結果ががあまりに多すぎる……!

というわけで、ドローンスクールの内容にどんな違いがあるか、金額はどうなっているのかなどなど……片っ端から調べちゃいました。

今回調べたドローンスクールを選ぶ基準については、以下の6点となります。

  • ドローンスクールに通う目的は?
  • どんなドローンスクールに行きたい?
  • ドローンスクールの講習内容は?
  • ドローンスクールで取れる資格は?
  • ドローンスクールにはどれくらいの費用と時間がかかるのか?
  • ドローンスクールで使用している機体は?

こちらを念頭において調べてみると自分に合ったドローンスクールを探すことができると思いますよ。けして安価ではない金額を支払うのですから、自分に合ったところをしっかりと探したいですよね!それでは早速調べていきたいと思います。

ドローンスクールに通う目的は?

ドローンスクールに通う目的は?
そもそも、ドローンスクールに通う目的ってなんでしょう。みなさんはどうしてドローンスクールに興味を持ちましたか?

 

例えば……

ドローンの操縦が初めてだからプロに教わりたい。
短時間で技術を教わりたい。
今の技術を向上させるために練習したい。
ドローンの資格を取得したい。
どこで飛ばせば良いかわからないから知りたい。

……ぱっと考えると思いつくのはこんなところでしょうか。通いたいと思う理由は人それぞれですよね。まずは自分の目的にあったドローンスクールを捜してみましょう。

 

ちなみに、航空法で飛行が禁止されている場所でドローンを飛ばすためには、国土交通省への申請が必要なんです。航空法に定められたルールに違反すると罰則が課せられるので注意が必要です。これを気軽に行うために、また教えてもらうために包括申請の方法を教えてくれるスクールを選んでみるのもひとつの手かと思います。

 

ちなみに、包括申請とは一定期間内に何度もドローンを飛ばす場合、許可申請をまとめて行える仕組みです。一定の条件で繰り返し行う飛行許可の申請を一度にまとめて行うことができます。もちろんスクールに頼らず自分で申請もできます。

 

最長1年まで申請を行うことができるので、同じ場所で何度も飛ばす予定がある時は包括申請をすることをオススメします。ただ、自分で行うには国土交通省のマニュアルを理解した上で申請を行わなくてはならないのです。

 

これを理解した上で申請するのは個人の場合なかなか大変なので利用できるのならスクールを使うのもひとつの手かと思います。個人で行うより専門家に任せた方が時間短縮にもなりますからね。

どんなドローンスクールに行きたい?

どんなドローンスクールに行きたい?
ドローンスクールという言葉で調べても、出てくるスクールは個性豊か。スクールに通うとしても何を基準で選んでいくか悩んでしまうところですね。

 

例えば……

マンツーマンで指導してくれて、きちんと教えてくれるところ。
グループメインでしっかり集団指導してくれるところ。
初心者講習を短時間教えて終了のところではなく、じっくり勉強できるところがいい! などなど……
自分の目的に合ったところを選びたいですね。

 

なお、ドローン講習の実技がないところは経験を積めないので注意した方が良さそうです。頭で理解できても実際にやってみないとわからなかったり不安だったりしますよね?実技があるところをメインに選ぶことをおススメします。

 

ビジネスでドローンを使いたい場合は、練習に使うドローンにも注意しないといけません。仕事として使う場合、中型から大型ドローンを使うことが多いのでトイドローンしか扱わないドローン講習はやめておいたほうが無難かと思います。なぜなら実践を見据えて学べる環境ではないからです。仕事で使わないドローンを学んだからといって技術が身につくでしょうか?どうせなら将来を視野に入れて学ぶべきだと思います。以上のことからしっかり経験を積めるところを見極めて選びたいですね。

 

ドローンスクールの講習内容は?

ドローンスクールの講習内容は?
ドローンスクールって一体どんなことを勉強するの?そんな疑問に答えるべく、ざっくりとドローンスクールの内容を調べてみました。ドローンスクールで検索するとたくさんサイトが引っかかるんですが、講習の内容が曖昧だったり、実技で何を行うのかわからなかったりするところが結構多くて最初の一歩を踏み出すことに躊躇いが……と思っていたところ、こちらの3社はわかりやすく使い勝手が良さそうでしたので選んでみました。

 

ドローンスクールジャパン埼玉三郷校

【学べる内容】

  • ドローンの基礎知識
  • 航空法やその他の法律について
  • 国交省への飛行申請について
  • 赤外線カメラの基礎講座
  • 実技

詳細はこちら

日本ドローンアカデミー 東京

【学べる内容】

  • ドローンの基礎知識
  • 航空法と安全ガイドライン
  • 安全運用・対策・点検・整備
  • 実技

詳細はこちら

ライオンズファシリティ ドローンスクール 

【学べる内容】

  • ドローンの基礎知識
  • 実技
  • 夜間飛行
  • 目視外飛行
  • 詳細はこちら

    ここで気になるのがライオンズファシリティの目視外飛行夜間飛行の授業です。通常、日の出や日の入りの時間以外は夜間飛行の扱いとなります。そのため、それ以外の時間で撮影したい場合は夜間飛行の訓練を行った上で別途申請する必要があります。

     

    また、肉眼の範囲外やモニターを見て飛ばす場合は目視外扱いとなり、夜間飛行同様目視外飛行の訓練を行ってから申請しなくてはなりません。

     

    しかし、通常カリキュラムで夜間飛行と目視外飛行に触れているスクールは珍しいため、注目ポイントとなります。料金を追加して、夜間飛行講習、目視外講習を受けることができるところもあるようですが、スクール料金に含まれているのは嬉しいですね。より多くのパターンで撮影を行いたい場合はこの2点を取り扱っているスクールを選ぶと良いでしょう!

     

    ドローンスクールで取れる資格は?

    ドローンスクールで取れる資格は?
    上記で挙げたスクールで取得できる資格について調べてみました。

    DJIスペシャリスト育成プログラム技能

    ドローンの大手メーカーDJIが発行している操縦資格

    安全運行管理者証明書・操縦技能証明書

    認定団体JUIDAという団体が発行している操縦資格

    ドローン操縦士回転翼三級資格

    認定団体DPAという団体が発行している操縦資格

    技能認定証明書

    認定団体ライオンズフィルムという団体が発行している操縦資格

    国土交通省の講習団体や管理団体に登録されているところなら安心ですね。だいたいこの辺りの資格を取り扱っているところをチェックしておくとよいでしょう。反対に、このどれも取れないところは行かない方が良いでしょう。

     

    ドローンスクールにはどれくらいの費用と時間がかかるのか?

    ドローンスクールにかかる費用と時間を調べてみました。

    ドローンスクールジャパン埼玉三郷校

    詳細はこちら

    ビジネスコース
    講習時間:2日間(実技・学科)
    金額:220,000円
    ※ビジネスコースを受講するには事前にフライトコース(132,000円)を受講する必要があります。講習時間はビジネスコースと同じ2日間です。

    日本ドローンアカデミー 東京

    詳細はこちら
    ドローン操縦士+安全運航管理者コース(平日コースと週末コース有り)
    講習時間:5日間(実技・学科)
    金額:270,000円

    ライオンズファシリティ ドローンスクール 

    詳細はこちら
    講習時間:3日間(実技・学科)
    金額:198,000円

    ネットで気軽に申し込めるスクールは平均的に2日~5日間で完結するスクールとなります。
    費用はおおよそ20万~35万
    基礎的なことを身につけて一定レベルのテストに合格すると卒業という流れです。

    ドローンスクールで使用している機体は?

    ドローンスクールで使用している機体は?
    ドローンスクールの実技や学科内容を調べてさらに気になったので、実技ではどのような機体を使っているのかを調べてみました。しかし、これがまたどんなドローンを使っているか書いていないところが多すぎる!カメラのついている機体という風に書いてあるところはあるのですが、実際にドローンの名称を書いているところはライオンズファシリティのDJI社のPhantom4くらいでした。

     

    実技で使うドローン、結構重要ですよね?
    どうせなら実際に自分が飛ばすことになるドローンで練習できる方がいいのですが…ちなみに空撮をするとなるとDJI社のドローンを買うことになると思うので、できるだけDJI社のドローンで勉強することが望ましいかと思います。
    DJI社のドローンを使ったことがなかったために、買ったとき最初の設定がよくわからず困ったという話を聞いたこともありますから、受講先を決める前に実技で使うドローンの種類を確認しておいたほうがいいかと思いますよ!

     

    ドローンスクールを選ぶ基準のひとつとして、スクールの内容、講習団体や管理団体、使用する機体に注目しておくと失敗しないスクール選びになると思います。スクールに通うのは自分ですから自分のやりたいことを失敗しないでやりたいですね。

     

    ちなみにスクールに通うとトイドローンを無料でプレゼントしてくれるところもありますよ。先ほど挙げたスクールの中ではライオンズファシリティが該当します。家でも気軽に練習できる環境ができるのは嬉しいです!

     

    最後に

    ドローンスクールで検索すると思った以上にたくさん検索結果が出てくるため、せっかくドローンに興味を持ってもそこで終わらせてしまうことになってしまいかねないと思い今回調べてみたのですが、皆さんいかがでしたか?
    安くないお金をかけてスクールに通うのなら、きっちり成果を出せるところに通いたいですよね。今回はドローンスクールの内容、金額、必要な日数、などなど調べてみました。ドローンスクールのサイトを見てもよくわからない。どこを選んだらいいのだろう……と悩んでしまう人にこの内容をお届けできたらと思います。

    ドローンスクールを選ぶ基準

    • スクールの講義内容
    • スクールの実技内容
    • 取得できる資格
    • 実技で使うドローンの機体・金額

    以上を念頭に置いて自分が通いたいスクールを探してみてください。
    あなたのスクール探しのお役に立てたら嬉しいです。

     

    それでは良いドローンライフをお楽しみください!

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